筋緊張性頭痛

首や肩こりからくる頭痛 筋緊張性頭痛

筋緊張性頭痛とは、文字通り筋肉が緊張することで感じる頭痛のことを言います。
首の筋肉を貫いて後頭部の感覚を支配している大後頭神経が、肩から首や首から後頭部に付着する筋肉の緊張によって圧迫を受けてしまうことにより刺激を受け、後頭部へ広がるような頭痛として感じられるものが緊張性頭痛の原因と言われています。

筋緊張性頭痛を訴えられる方のほとんどが以前から首のこり、もしくは肩こりを感じていて、慢性化することで後頭部へ分布する神経が影響を受けやすくなり、首・肩周囲にこり感を感じると頭痛が発症すると言われる方がほとんどです。


この様な症状を訴えられます。
  • 後頭部のこり、痛み
  • 頭全体が重たい
  • こめかみが痛む
  • ギューっと締め付けられるような痛み
にしだカイロプラクティックでは

このタイプの頭痛は薬を服用することで痛みを軽減させることは多いですが、それでは根本的な治療にはなっていません。
根本的な治療では、どこの筋肉が異常緊張を引き起こしているか見極めること。
関節の可動性をつける施術や姿勢の改善が必要になってきます。
それから再発予防の為に、患者さんがご自宅や職場で簡単に出来る体操もお伝えしております。

頭痛症例1

脳神経外科で筋緊張性頭痛と診断された。
30代 男性:事務職

【問診】
最初に頭痛を感じたのはちょうど一年前のことでした。
脳神経外科に受診して筋緊張性頭痛と診断されました。その時に処方された薬で、
服用すると症状の頭痛を感じることは無くなり、1~2週間で症状は治まった。
今回も4日前に同じような頭痛を感じた為、脳神経外科へ受診し筋緊張性頭痛と診断され、同じ薬を処方されました。
親戚に相談したら『カイロプラクティックがいいよ』と言われ今回来院された。

【現在の症状】

  • 慢性肩こり
  • 首のこわばり感
  • 後頭部が首から引っ張られるような痛み

【検査・治療】
このケースでは既に脳神経外科で診断されていましたので、なぜ後頭部の筋肉が異常な緊張を起こしているか検査しました。

この方は一日多い時でパソコンを12時間以上仕事で使うこともあり、忙しくなった時の姿勢の悪さ、首のつけ根の歪みが酷く本来あるべき関節の柔軟性が低下し、代償的に首がぐらぐらと緩く安定性が悪く筋肉が過度に緊張したことで頭痛を引き起こしていました。

その為治療は、首のつけ根の関節の可動性を付けていくこと、前後左右の筋バランスを整えて後頭部に負担がかからないように施術しました。

この様な治療を2~3回ほど施術を行ったところ頭痛は感じなくなり、半年間再発していません。
この方の頭痛は関節の歪みが筋緊張性頭痛を引き起こしていました。
こういったケースではカイロプラクティックの治療がとても有効です。

にしだカイロプラクティックでは、その頭痛が適応症であるか、また専門医を紹介するべきであるかなどを判断する事に関しては、専門の教育を受けている国際基準のカイロプラクターですので安心してご来院下さい。

頭痛症例2

20代 女性:主婦(妊婦)

数日前から後頭部に強く痛みを感じており、全体的に広がるように頭痛を感じている。吐き気はない。
痛みは発症した数日前より軽いがまだ痛む。妊娠中(6ヶ月)の為、薬が飲めず困っている。
知人の紹介で今回来院した。

【現在の症状】

  • 後頭部に痛みを感じる
  • 頭全体の痛み

【経過】
後頭下筋群の過緊張による頭痛と考え施術を行った。
初回の施術で頭痛は消失した。

2回目は5日後に来院。頭痛はあれ以来発症していない。頭痛が消失してから腰に違和感があるので、そちらを診て欲しいとのことで、腰の施術を行った。

頭痛に関しては様子をみて来院してもらうようにした。

【検査・治療】
頭と首を繋ぐ筋肉の過緊張が原因で頭痛を発症していました。それに伴い首上部(上部頚椎)に大きな捻じれがあったため、さらに首への負担が増していました。
このタイプの頭痛は過緊張している筋肉を緩めれば頭痛は緩和されます。
しかし、これだけでは根本的な改善にはならず、再発しやすい状態な為、根本的な要素を探さなければなりません。
この方は、頭・顎が前方へ出ていること、それから首の捻じれが要因として考えられたので、姿勢を改善させる様な調整と首を緩める施術を行い、頭痛は消失したと考えられます。

妊娠していると様々な不調が現れやすいです。しかし、妊娠していると薬を飲むことが出来ない為、我慢されている方が多いようです。
妊娠中のお身体の不調にはカイロプラクティックがとても有効です。

安心してご来院下さい。



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